2026-01-01
空き家を所有している方のなかには、空き家を売却してしまうべきか賃貸物件として貸し出したほうが良いか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
どちらもメリットとデメリットがあるため、よく考えたうえで決断することをおすすめします。
そこで、空き家を「売る」か「貸す」かの判断基準、また空き家の売却方法とポイントを解説します。
津島市、弥富市で空き家を所有していらっしゃる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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空き家を「売る」か「貸す」かで迷っている場合は、それぞれのケースのメリットとデメリットを確認してから判断すると良いでしょう。
両者を比較すれば、どちらがご自身に適しているか判断する際の材料となります。
空き家を売る場合には以下のようなメリットがあります。
売るメリット①まとまった資金を得られる
空き家を売れば、まとまった資金が得られる点がメリットです。
建物は築年数とともに資産価値が減少するため、基本的には思い立ったときが一番高く売れるタイミングと言えます。
売るメリット②維持管理費や手間が不要になる
空き家を売れば、空き家にかかる固定資産税などの税金や、空き家管理の手間が不要になるメリットがあります。
たとえ空き家でも所有者には適切に管理する義務が生じます。
空き家を売ればこのような負担が減るため、無駄な費用と手間を抑えることができるでしょう。
一方で、空き家を売るデメリットには以下の点が挙げられます。
売るデメリット①家を手放すことになる
空き家を売却すれば、当然ながら家に戻りたくても戻ることはできません。
現在は空き家であっても将来的に住む可能性がある場合は、売るのは現実的ではないでしょう。
空き家を貸す場合には以下のようなメリットがあります。
貸すメリット①毎月家賃収入が得られる
空き家を賃貸物件として貸し出せば、毎月家賃として決まった収入を得ることが可能です。
家賃で得た収入で、固定資産税などの維持費に充てることができます。
貸すメリット②借主が管理してくれる
誰かが住んでいるかどうかによって、空き家の劣化スピードは変わります。
賃貸物件で借主が住めば、掃除や換気をしてもらえるため、所有者の管理する手間がなくなる点がメリットです。
一方で、空き家を貸すデメリットには以下の点が挙げられます。
貸すデメリット①空室リスクがある
賃貸物件として空き家を貸し出すことに決めても、立地条件などによっては借主がすぐに見つかるとは限りません。
当然ながら借主が見つからなければ、家賃収入を得ることはできないため、管理費用は貯金などから捻出しなければならなくなるでしょう。
貸すデメリット②借主とトラブルになることもある
借主によっては家賃を滞納したり、近所の方とトラブルを起こしたりするケースもあります。
その際は、所有者がトラブルを解決することになり、心労となるでしょう。
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将来的に空き家に住む予定がない場合は、資産価値が高いうちに早めに売ることを検討したほうが良いでしょう。
空き家の売却方法には、以下の3つがあります。
時間と手間をかけたくない方は、空き家をそのままの状態で売却するのがおすすめです。
そのままの状態で売却する際は「中古住宅」として売り出す方法と「古家付き土地」として売り出す2つの方法があります。
空き家が比較的新しく住めるような状態であれば「中古住宅」として売却できる可能性があるでしょう。
一方で、空き家が古く築20年以上経過しているような空き家の場合は、土地をメインとして売り出す「古家付き土地」がおすすめです。
そのままの状態で売る方法は、売却価格はほかの販売方法と比べると安くなる可能性はありますが、解体する手間と費用が不要なメリットがあります。
空き家を解体して更地にして売り出す方法もあります。
劣化が激しく倒壊の恐れがある場合などにはおすすめの方法です。
解体費用がかかるデメリットはありますが、更地のほうが需要が高くスムーズに売却できる可能性が高いでしょう。
空き家をリフォームして住める状態にしてから売り出す方法もあります。
リフォームすれば魅力的な物件になるため、買い手が付きやすくなる点がメリットです。
ただしリフォームするには、高額なリフォーム費用を負担することになります。
またリフォーム内容によっては、買主の趣味に合わなければ、物件の購入対象から外されてしまう可能性もあるため注意が必要です。
リフォームする際は細分までこだわるのではなく、スタンダードな内容に絞ったリフォームが良いでしょう。
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最後に空き家をスムーズに売るためのポイントを解説します。
売却前に知っておきたいポイントは以下の3つです。
それぞれのポイントをご説明します。
古い空き家の場合、隣地との境界が曖昧となっているケースが多いです。
境界が確定していない土地は、トラブルに発展しやすいため売れにくくなってしまいます。
そのため空き家を売る前は、確定測量をおこない境界を確定しておくことをおすすめします。
確定測量は専門の測量士によっておこなわれ、3~4か月の期間がかかるのが一般的です。
そのため、売却することを決めたらできるだけ早く取り掛かるべきと言えるでしょう。
古い空き家は、劣化が進んでいることもあり、さまざまな不具合が生じている可能性があります。
買主の立場から考えると、どのような状態なのか気になり、購入にためらってしまうことも少なくありません。
そこで、住宅がどのような状態か把握するためにおすすめなのが「インスペクション」です。
インスペクションとは、住宅診断のことで劣化状態や欠陥などをチェックするサービスです。
インスペクションにより、空き家に欠陥など不具合がないと分かれば、買主も安心して購入することができます。
売主・買主ともに安心して売買するために、インスペクションの実施を検討してみてはいかがでしょうか。
空き家は年々増加傾向にあり、立地や築年数などによってはすぐに買主が見つからない可能性があります。
そのため、時間がかかることを想定し長期的な計画を立てておくと良いでしょう。
早く売りたいと焦ってしまうと、早い段階で値下げ交渉に応じて結果的に損をしてしまいます。
まとめ
空き家を「売る」か「貸す」かで迷った場合は、それぞれもメリットやデメリットを比べて判断すると良いでしょう。
また活用予定がない場合は、空き家の状態に応じて売却方法を決め、資産価値が高いうちにできるだけ早く売ることをおすすめします。
売却前は、インスペクションをして空き家の状態を把握しておくと、売主・買主ともに安心して取引ができるでしょう。
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Q1. 津島市や弥富市にある空き家を賃貸に出す場合、リフォーム代はどれくらい見込んでおくべきですか?
A1. 賃貸として入居者を募集する場合、最低でも「安心してそのまま暮らせる状態」にする必要があるため、数十万〜数百万円規模のリフォーム費用がかかるケースが多いです。 特に水回り(キッチン、浴室、トイレ)の設備が古いと、現代の賃貸ニーズに合わず入居者が決まりません。また、入居後にエアコンや給湯器などの設備が故障した場合、貸主(所有者)の費用負担で修理・交換する義務が生じます。初期費用だけでなく、こうした維持管理コストや空室リスク、さらに毎年の固定資産税も考慮した上で、賃貸経営が本当に黒字になるかを慎重に見極める必要があります。
Q2. 「インスペクション(住宅診断)」は、売主側が費用を払ってでも実施したほうが良いのでしょうか?
A2. はい、特に築年数が経過した古い空き家を売却する場合は、売主様側で実施しておくメリットが非常に大きいです。 インスペクションを行うことで、建物の傾きや雨漏り、シロアリ被害といった「目に見えない欠陥」の有無を引き渡し前に把握できます。あらかじめ状態を開示して売り出すことで、買主様は安心して購入できるため成約率が上がります。また、売却した後に「隠れた欠陥が見つかった」として、買主様から修繕費用や損害賠償を請求されるトラブル(契約不適合責任)を未然に防ぐためにも、非常に有効な手段です。
Q3. 将来的に親族が住むかもしれないので、今は「貸す」か「売る」か決められません。放置するとどんなリスクがありますか?
A3. 誰も住まない状態のまま放置してしまうと、わずか数年で家が急激に劣化し、資産価値が下がるだけでなく「特定空家」に指定されて大損するリスクがあります。
人が住まない家は、換気や通水が行われないため湿気がこもり、柱の腐食やカビが一気に進行します。さらに、草木が隣家へ越境したり、害獣が住み着いたりすると近隣トラブルに発展します。
行政から管理不十分とみなされて「特定空家」に指定されると、土地にかかっている固定資産税の軽減措置が解除され、税負担が最大6倍に跳ね上がってしまいます。将来の予定が未定であっても、月1回程度の定期管理を続けるか、手遅れになる前に一度不動産会社へ市場価値を相談しておくことをおすすめします。
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部署:売却担当エージェント(愛西市、あま市、津島市)
資格:宅地建物取引士・不動産キャリアパーソン・空き家マイスター・マンションリノベーションアドバイザー・住宅ローンアドバイザー・損害保険募集人
不動産のお仕事を通じていろいろな人とご縁がつながることが楽しみです。
「仕事も遊びも楽しく笑顔で」がモットーです。
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