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【津島市不動産売却】津島市の空き家対策



津島市内でも営業車を走らせていると空き家を良く見かけるようになりました。なかには屋根が崩れ落ちそうな危険な空き家も・・・。空き家は全国的に年々増えており、将来、空き家問題はさらに深刻化する可能性があります。

今回は、津島市がどのような空き家対策を行っているかを投稿させて頂きます。



津島市の空き家


近年発生している適正な管理がされてない空き家が、周辺住民の生活環境に影響を与えている現状を鑑み、抜本的な解決策として、国は『空家等対策の推進に関する特別措置法』を制定しました。
これを受け津島市では、【津島市空家対策計画】を策定し2017年度から2021年度を計画期間としています。津島市における空き家等の利活用の促進や、安心して暮らすことのできる生活環境の確保を図るため、空き家問題に関して取り組む基本的な方向性や具体的な施策を示すことが目的です。
2013年の住宅・土地統計調査により以下のデータが出ています。
①津島市内の総住宅数26,640戸に対して総世帯数は23,470戸であり3,170戸供給数が上回っている。
②65歳以上の単身世帯および夫婦世帯、いわゆる高齢者世帯が5,300世帯あり、5年前の調査時の、4,150世帯から約28%増加しています。
③津島市の空き家総数は、3,020戸あり5年前の調査時の、2,620戸より400戸増加しています。また、空き家総数は、津島市内の住宅総数の11.3%を占めております。
④空き家の内訳として、利用の可能性がある『二次的空き家』が120戸、『賃貸用の住宅』が1,390戸、『売却用の住宅』が70戸であり、空き家状態が続く可能性がある『その他の住宅』が1,450戸あり空き家の約50%が『その他の住宅』です。
4分類されている空き家の定義は以下の通りです。
【二次的空き家】週末や休暇時に利用する別荘や残業などで寝泊まりする人がいる住宅
【賃貸用の住宅】新築、中古を問わず、賃貸の為空き家になっている住宅
【売却用の住宅】新築、中古を問わず、売却の為空き家になっている住宅
【その他の住宅】空き家のうち、転勤、入院などの為居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどの為取り壊すことになっている住宅など。



津島市による調査


津島市では、平成28年度に空き家等の現状を把握指すために調査を行っています。
調査区域については、特性ごとに5つの区域を抽出して現地調査を行いました。
抽出された区域は以下の通りです。
A【旧市街地】天王通り1~6丁目、本町1~5丁目
  名鉄津島駅から津島神社までを等、津島市内の古くからの市街地を中心とした区域
B【新興市街地】愛宕町3~5丁目、南門前町1~3丁目
   昭和期の人口増加により旧市街地の周辺に住宅等が広がった区域
C【神守地区集落】神守町上町、字中切、字森本、字中町、字下町
  旧神守村の中心市街地であった神守小学校周辺の区域
D【開発団地】百町字みどり台、鹿伏兎町下春日台
   昭和期の人口増加を受けて、基盤整備を伴う大規模開発された団地を中心とした区域
E【既存集落】白浜町字宮組、字小新開、字八升川田、高台寺町字北浦、字二王、宇治町  字天王前、字茶ノ里、字亀田
   市化調整区域における大規模集落を中心とした区域
上記区域において実施した調査結果は以下の通りです。
①調査区域内の対象物件2,080件より、水道データや、住民基本台帳データを利用して空家候補を抽出。2,080件のうち148件が該当。津島市全体で推計すると約1,200件ほどの空き家があると推計された。
②空き家等の現地調査を行った結果、148件のうち22件が建物の一部に破損が見られ、放置されている状況を確認。また、19件について庭木や雑草が放置されていることを確認。両方が放置されているものが6件ありました。
③148件の空き家を対象に相続登記の状況を確認したところ、約15.5%の23件について、相続登記がなされていなかった。
④各対象区域内の建物のうち、旧耐震基準の建物(昭和56年以前に建築)を調査した結果は以下の通りです。
A地区 73.1%、B地区38.0%、C地区30.3%、D地区52.4%、E地区44.3%。全体では、45.3%と半数弱の建物が旧耐震基準で建築された建物であった。
⑤2014年4月時点では、『津島市狭あい道路整備促進計画』によると津島市内全体の市道延長477.274.1mのうち約36%の171,860.7mが道路幅員4m未満とされています。
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津島市の空き家対策


津島市では空き家対策として以下の内容を実施しています。
①空家等の発生の抑制
空き家を増やさない為には、空き家を発生させないことは非常に大切ですね!
(1)市民等への意識啓発
ホームページや広報、パンフレットなどによって以下の内容の周知を行っています。
・相続等住まいを適切に引き継いでいくために必要な制度の周知
・日常的な管理のために必要なポイント等の身近な管理方法の紹介
・改修や管理等に係る各種団体等の紹介
(2)各種団体との連携
行政だけでなくそれぞれの専門家のご協力は非常に大切かと思います。
(3)住環境の改善支援
現在の住宅に長く住んでいただくため、住宅の改修に関する補助、支援等の諸制度についても広報やホームページやパンフレットにて情報提供をして頂いています。
②空家等の利活用の促進
空き家を活用することで、地域の活性化につながる資源と考え以下の支援が行われています。
(1)空家等の活用支援
空家等を住宅としてだけでなく、集会施設や交流施設などさまざまな用途で活用する事業に対して国による補助等を利用しながら改修等に対する補助が実施されています。
(2)空家等の流通支援
空家等の流通を活性化させるために、各種団体と連携しながら所有者と活用希望者における課題解決の支援が行われています。
③空家等の適正な管理の促進
管理がされていない空き家等の情報を把握し定期的な指導が行われています。
④跡地の活用促進
建物を解体後の空き地を有効に活用や、流通のを促進に取り組んでいます。
では、具体的に津島市で利用できる補助について2つご紹介させて頂きます。
【民間木造住宅除却費補助】
◎令和4年度補助金限度額 20万円
◎受付期間 令和4年10月31日まで
◎募集戸数 5戸程度(先着順です)
◎補助対象 昭和56年5月31日以前に建築された建物(旧耐震)で、津島市が実施する無料耐震診断の判定値が0.7未満の住宅をすべて取り壊す工事。
詳細は津島市役所 都市計画課にお尋ねください!!
【民間木造住宅耐震改修費補助】
◎令和4年度補助金限度額 100万円
◎受付期間 令和4年10月31日まで
◎募集戸数 5戸程度(先着順です)
◎補助対象 昭和56年5月31日以前に建築された建物(旧耐震)で、津島市が実施する無料耐震診断の判定値が1.0未満の建物を、判定値1.0以上かつ0.3以上改善させる耐震改修工事。
こちらも詳細は津島市役所 都市計画課にお尋ねください!!
耐震工事にご不安がある方は、旧耐震の木造住宅であれば津島市の無料耐震診断を是非ご活用ください!!




まとめ


空き家の管理は、本当に大変ですし、維持費も必要です。台風情報を聞くたびにご心配になる方もいらっしゃると思います。雑草が伸びすぎて市役所や消防署から指導があった方もいらっしゃるかと思います。
空き家の活用のひとつとして、売却があります。利用される見込みがない津島市の空き家の売却は、是非、ハウスドゥ  弥富・佐屋にお任せください!!

津島市は市街化調整区域が市全体の約73%を占める特殊なエリアです。

津島市で不動産を売却を成功させるには地域に密着し市街化調整区域も得意な会社=ハウスドゥ弥富・佐屋(株)不動産トータルサポートにご相談頂くのが近道です!!



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渡邉友浩

部署:代表取締役

資格:宅地建物取引士・一級建物アドバイザー・不動産キャリアパーソン・空き家マイスター・住宅ローンアドバイザー

この仕事は『ありがとう』が溢れています。お取り扱いする商品が高価であるため、責任が重くプレッシャーが大きい仕事です。ただ、それ以上に、『良い物件を見つけてくれてありがとう!!』『早く売却してくれてありがとう!!』『困ってる不動産の問題が解決できてありがとう!!』など。お客様から本当にたくさんの『ありがとう』を頂きます。地域の不動産業者にしかできない仕事で街づくりに貢献していきたいです。

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