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【空き家の管理】空き家に残った家財の処分方法!費用相場と抑える方法も解説

空き家を売却したいものの、家財がそのまま残っていて処分方法や費用が分からず、お悩みではありませんか。

家財の処分は思った以上に手間や費用がかかる場合があり、どう進めればよいか迷われる方は多くいらっしゃいます。

この記事では、家財処分にかかる費用の目安や、具体的な処分方法、費用負担を抑える工夫や補助制度の活用方法まで、分かりやすく解説します。



家財処分の3つの方法|状況別の選び方と注意点

空き家を売却する際、家財を残したままの状態では、購入希望者への印象に影響したり、売却後の思わぬトラブルにつながったりする可能性があります。そのため、事前の家財整理が重要になります。

家財を処分するには、主に3つの方法があります。ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

  • 方法1:自分で処分する(自治体の粗大ごみ回収など)

  • ▼ メリット
  • 費用を最も安く抑えられます。

  • ▼ デメリット
  • 分別や搬出に多くの手間と時間がかかります。また、家電リサイクル法の対象品(テレビ、冷蔵庫など)は自治体で回収できない場合があります。

  • ▼ おすすめの方
  • 処分する家財が少なく、時間に余裕がある方。
  • 方法2:専門業者に依頼する(不用品回収・遺品整理)

  • ▼ メリット
  • 仕分けから搬出、処分まで一括で任せられるため、手間がかかりません。大量の家財も迅速に対応してもらえます。

  • ▼ デメリット
  • ご自身で処分するのに比べて費用がかかります。

  • ▼ おすすめの方
  • 遠方にお住まいの方、時間がない方、家財が大量にある方。
  • 方法3:売れるものは買い取ってもらう(買取業者・リサイクルショップ)

  • ▼ メリット
  • 価値のある品は買い取ってもらえるため、処分費用を削減でき、場合によっては収入になることもあります。

  • ▼ デメリット
  • 全ての品が買取対象となるわけではありません。

  • ▼ おすすめの方
  • 状態の良い家具や家電、骨董品などをお持ちの方。

【注意点】信頼できる業者の見分け方

専門業者に依頼する際は、自治体から「一般廃棄物収集運搬業許可」を得ているか必ず確認しましょう。

この許可がない業者に依頼すると、不法投棄や高額請求などのトラブルに巻き込まれる危険性があります。

家財処分の費用は?料金相場を解説

家財処分を業者に依頼する場合、費用は家財の量や作業内容によって変動します。ここでは、料金の目安をご紹介します。

家財処分を業者に依頼する場合の費用は、多くの場合「トラックの大きさに応じた定額プラン(積み放題)」が基本となります。どの大きさのトラックが必要になるかで料金が決まる仕組みです。

以下に、トラックのサイズ別の費用相場と、それに対応する間取りの目安をまとめました。

トラックのサイズ費用相場荷物量の目安
軽トラック1万5千円~3万円1R~1K程度
小さな家具や段ボール箱中心
1tトラック4万円~6万円1DK~1LDK程度
単身赴任や一人暮らしの荷物量
2tトラック6万円~9万円1LDK~2LDK程度
二人暮らしの主要な家具一式
4tトラック10万円~3LDK以上
一軒家まるごとなど大量の家財

例えば、3LDKの一軒家全体を片付ける場合、作業員が複数名必要になるため、4tトラック1台分の荷物量でも人件費や諸経費が加わり、総額で15万円〜25万円程度が一つの目安になります。

基本の積み放題プランは「作業員1名」で想定されていることが多く、家財の量や運び出す経路の複雑さに応じて追加の作業費が発生します。そのため、大規模な片付けになる場合は、必ず事前に詳細な見積もりを取り、総額を確認することが大切です。

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費用の負担を抑える4つの方法

決して安くはない処分費用は、少しでも抑えたいものです。ここでは、費用負担を軽減するための具体的な方法を4つご紹介します。

方法1:自分でできる範囲で事前に片付ける

家庭ごみとして出せるものや、古紙・古着として資源回収に出せるものを事前に処分しておくだけで、業者が処分する荷物の量を減らすことができます。これにより、数万円単位の費用削減が期待できます。

方法2:買取サービスを積極的に活用する

まだ使える家電や状態の良い家具は、買取業者やリサイクルショップに査定を依頼しましょう。処分費用を支払うどころか、売却益で費用の一部をまかなえる可能性もあります。

方法3:必ず複数の業者から見積もりを取る(相見積もり)

同じ作業内容でも、業者によって料金体系は異なります。必ず3社程度から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較検討しましょう。その際、追加料金(階段料金など)の有無も確認することが大切です。

方法4:自治体の補助金制度を確認する

空き家の解消を促進するため、費用の一部を助成する制度を設けている自治体があります。助成の内容は自治体によって様々で、家財処分費用を対象とするケースも。

家財処分サービスを利用する流れ

家財処分を業者に依頼する場合、一般的に以下の流れで進みます。全体像を把握しておくことで、落ち着いて準備を進めることができます。

Step 1:業者探し・見積もり依頼

インターネットなどで業者を探し、数社に連絡を取ります。現地を直接見てもらう「訪問見積もり」を依頼するのが最も正確です。

Step 2:見積もりの比較検討・契約

提示された見積書の内容をよく確認し、料金やサービスに納得できる一社を選び、契約を結びます。

Step 3:家財の搬出・作業実施

契約した日時に、業者が家財の分別・搬出作業を行います。立ち会いは必須ではない場合が多いですが、可能であればお立ち会いいただくことがおすすめです。都合が合わない際は、貴重品や残しておきたいものについては、事前に明確に伝えておきましょう。

Step 4:作業完了の確認・支払い

作業が完了したら、家財が全て撤去されているかを確認し、問題がなければ料金を支払います。

Step 5:自治体への実績報告(補助金利用の場合)

補助金を利用する場合は、処分前後の写真や領収書などを添えて、自治体の担当窓口に実績報告を行う必要があります。

段階やること
業者探し・見積もり依頼
見積もりの比較検討・契約
家財の搬出・作業実施
作業完了の確認・支払い
自治体への実績報告(補助金利用の場合)

まとめ

空き家の家財処分をする際は、その処分方法や費用の目安、業者に依頼をする流れを知っておくことで、計画的に手続きを進めることができます。

ご自身の状況に合った方法を選ぶことで、納得感を持って処分を進めやすくなります。また、費用を抑えるための工夫を積極的に活用しましょう。

空き家売却への第一歩として、まずは家財処分の流れをしっかり把握し、安心して次のステップへ進める準備をしてください。

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この記事の執筆者

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