2023-02-10
「住みながらでもマンションは売却できるのか?」と悩む方は少なくありません。
実際、居住中の不動産売却は内覧などがおこないづらいため、空き家に比べて不利になることがあるのも事実です。
そこで今回は、マンション売却を住みながらおこなうメリットとデメリット、成功させるためのコツを解説いたします。
また住みながら売却する場合もそうでない場合も、物件にまず興味を持ってもらい、内見時に良い印象を持ってもらうことが大切です。
ホームステージングのメリットや費用も併せてご紹介いたしますので、愛知県稲沢市周辺で不動産売却をお考えの方は、ぜひご参考になさってください。
\お気軽にご相談ください!/
目次
結論からいうと、マンションは住みながらでも売却が可能です。
一般的に、不動産売却では空き家にするほうが売れやすいといわれています。
なぜなら空き家のほうが内覧などの対応をおこないやすいからです。
しかし住みながらでも、売却すること自体はできます。
とくに近年では中古物件の増加に伴い、居住中で売り出されるケースも多く、売却が成功している事例も少なくありません。
住みながらマンション売却する際「内覧しにくいのでは?」と考える方がいらっしゃると思います。
住みながらでも売却できるとはいえ、居住中であると生活感が出てしまい、あまり良い印象を持ってもらえなそうですよね。
しかし先述したとおり、近年はさまざまな理由で住まいを替える方が増えています。
今の家を売却したあとに新居を購入する場合、住みながら売却活動を進めるのが一般的です。
そのため居住中であっても、内覧してもらうことができます。
たしかに生活感は感じられてしまいますが、あくまで内覧してもらうことが重要と考え、対応していきましょう。
不動産売却では、先に新居を購入してから今の家を売却することを「買い先行」と呼びます。
空き家の状態で売却できるため、内覧しやすくなることなどがメリットです。
しかし買い先行の場合、新居購入のための資金を先に準備しなければならず、自己資金が少ない方にとってはあまり現実的ではありません。
住みながらでも売却自体はできるので、無理に空き家にする必要はないといえます。
\お気軽にご相談ください!/
では住みながらのマンション売却には、具体的にどのようなメリットが挙げられるのでしょうか?
メリットとしてまず挙げられるのが、売却金を新居の購入費用に充当できることです。
売り先行でマンション売却をおこなえば、一時的にまとまった資金を手に入れられます。
そのため新居の購入費用や引っ越し費用に充てられ、資金面に余裕が生まれるのがメリットです。
また売却後の資金計画も立てやすく、安心して住み替えられるでしょう。
住みながらマンションを売却する場合、家具や家電などが設置された状態で内覧をおこないます。
一見すると生活感を感じさせてしまいそうですが、プラスのメリットもあります。
なぜなら普段の生活の様子が見えることで、かえって「ここに住めばこんな暮らしができる」と引っ越し後の生活をイメージしてもらいやすいからです。
そこでの生活がイメージできず、購入を見送るというケースを防げるため、早期の売却も見込めるでしょう。
また家の劣化を防止できるのも、住みながら売却するメリットのひとつです。
家は誰も住まなくなると、換気や掃除がおこなわれないため、劣化が急に進むといわれています。
居住中の場合、人の出入りや換気扇の稼動などによって換気がおこなわれ、自然に家の劣化を防止できています。
そのため住みながらマンションを売却することで、空き家よりも家の資産価値を維持しながら、売却を進められるでしょう。
\お気軽にご相談ください!/
一方で住みながら売却すると、普段の生活の一片を見せる性格上、デメリットになってしまうポイントもあります。
先述したとおり、やはり最大のデメリットといえるのが、生活感が出やすいところです。
とくに散らかった状態や清掃が行き届いていない状態で内覧をおこなってしまうと、マイナスイメージを与える可能性があります。
また設置されている家具や家電が家のデザインと合っていない場合や、購入希望者の好みと合っていない場合も、そのマンション本来のイメージとは違った印象を与えてしまうかもしれません。
内覧時は掃除を徹底し、不用品の処分や家具家電の整理をおこなうなど、最低限の清潔感とインテリアデザインを保つようにしましょう。
また住みながらのマンション売却は、内覧のスケジュール調整が大変です。
なぜなら内覧の予定は、週末に入ることが多いからです。
そのため内覧に対応するために予定を空けておく必要があり、せっかくの休みをうまく使えない可能性があります。
場合によっては、突然内覧の申し込みが入ることも考えられるので、すぐに準備ができるように家族にも協力してもらうことが重要です。
\お気軽にご相談ください!/
では以上のメリットとデメリットを踏まえて、どのようなコツを押さえれば住みながらでもマンションの売却を成功させやすくなるのでしょうか?
成功させるコツとしてまず挙げられるのが、内覧を日中におこなうことです。
マイホームを購入する際、日当たりの良し悪しを気にする方は多いです。
そのため内覧時は部屋の明るさを確認してもらえるよう、日中でスケジュールを組むようにしましょう。
また日当たりが良いと、部屋が開放的にも見えるため、内覧時のイメージアップにもつながります。
先述したとおり、内覧時は最低限の清潔感を保つことが大切になります。
そのためリビングなどの居室はもちろん、玄関やクローゼット、押し入れや庭なども丁寧に掃除しておきましょう。
またキッチンやバスルーム、トイレや洗面台といった水回りは汚れが目立ちやすいです。
水回りの汚れがしつこければ、ハウスクリーニングなどのプロの手を借りることも検討してみてください。
内覧前の清掃だけでなく、日頃から掃除や整理整頓を心掛けておくことも、住みながらのマンション売却を成功させるコツだといえます。
住みながらマンション売却する場合、内覧時は家族には外出してもらうことをおすすめします。
その理由は、売主が近くにいるとゆっくり内覧できない方も多いからです。
とはいえ内覧者だけで見てもらうわけにもいかないので、1人だけは家に残って、内覧対応をおこないましょう。
内覧者からの質問などに丁寧に対応できれば、購入してもらいやすくなる可能性もあります。
新居探しを平行しておこなうのも、住みながら不動産売却するうえで大切なポイントです。
もし売却できた場合、売主は引き渡しまでに引っ越ししなければなりません。
そのときに新居が決まっていないと、仮住まい用に賃貸物件を借りたり、ホテル暮らしをしたりと、金銭的な負担が大きくなります。
そのため売却を進めると同時に、新居探しも一緒におこなっておくのがおすすめです。
\お気軽にご相談ください!/
ここまでお読みいただき、住みながらの売却ではなく、空き家にしてから売却することを考え始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
内覧対応などは空き家状態だとスムーズにできますが、実際の暮らしのイメージを持ってもらいにくい可能性があります。
そこで有効なのが「ホームステージング」です。
ホームステージングとは「家(ホーム)を演出する(ステージング)」という意味の言葉。
家具や照明、観葉植物などを使って、部屋をモデルルームのようにコーディネートすることを意味します。
もともとアメリカで始まった販売手法で、中古住宅の売買が活発な欧米では「家の売却時にホームステージングをおこなうのは常識」とまでいわれるほど、普及しています。
日本は新築住宅を好む方が多いことから、これまでホームステージングについてあまり知られていませんでした。
しかし最近はホームステージングを提供する家具店や、ホームステージングを専門に扱う業者が増えるなど、日本でも注目され始めており、家を売却する際に取り入れる方が増えています。
\お気軽にご相談ください!/
ではホームステージングは、マンションの売却にどのような効果があるのでしょうか?
ここではマンション売却にホームステージングを取り入れることで得られる、4つのメリットをご紹介いたします。
家具などを実際に配置してモデルルームのようにコーディネートされた室内は、生活のイメージを提案しやすいです。
なにも置かれていない部屋を内見するよりも、広さや使い勝手を想像できるため、内見者の購入意欲が湧きやすくなります。
内覧時の第一印象も良くなるので、成約につながりやすくなるのです。
また物件に合わせたコーディネートを施すことで、その物件独自の魅力を引き出すことも可能です。
近年では、不動産情報誌やインターネットなどに室内の写真を掲載して、購入希望者を募るのが一般的です。
ホームステージングを利用すると、まるでモデルルームのような写真を撮影し、掲載することができます。
このとき普通に撮った写真が載っている物件と、モデルルームのような写真が載っている物件が似たような条件で売り出されていた場合、後者のほうが目を引くのは想像に難くないでしょう。
つまり家を探している方が物件情報を検索する時点で、競合物件との差別化を図ることができ、内覧数アップにつながりやすくなるのです。
数ある競合物件のなかに売却する物件が埋もれてしまうと、なかなか買主が見つからず、売却が長引いてしまいます。
通常、家を売却する際には3か月から半年程度かかるのが一般的で、それ以上かかるケースも珍しくありません。
しかし実際に買主が見つからない状態が150日間ほど続いた物件にホームステージングをおこなったところ、40日ほどで売却できたというデータもあります。
つまりホームステージングをおこなうことで、販売期間の短縮が期待できるのです。
売却するマンションの魅力と、その価格が見合っていない場合、なかなか売れない場合も多いです。
そのためマンションをなるべく早く売却するには、売却期間が延びるにつれて値下げを検討する必要があります。
しかしホームステージングによって早く買主が見つかれば、値下げをしなくても当初の販売価格を維持したまま売却できる可能性があります。
また先述したとおり、物件をより魅力的に見せられるため、想定していたより高く売れることもありますよ。
\お気軽にご相談ください!/
ホームステージングには以上のようなメリットがありますが、実際に取り入れるにあたってもっとも気になるのは、それにかかる費用ではないでしょうか?
ホームステージングには家具などを実際に設置する方法だけでなく、バーチャル上でコーディネートする方法もあります。
住みながらの売却でも取り入れられる可能性があるので、それぞれどれぐらいの費用がかかるのか、相場を把握しておきましょう。
家を売却する際には、居住しながら売り出すケースと、引っ越しを済ませた空き家の状態で売り出すケースがあります。
それぞれのケースによって費用の相場が異なるため、ケースごとにご説明します。
居住しながら売り出すケース
居住しながらホームステージングをおこなう場合、使用している家具などを使い、プロのアドバイスを受けながらご自身でコーディネートするという方法が一般的です。
このケースでかかる費用は、5万円ほどが相場です。
家具などをレンタルしたいというご希望があれば、現在使っているものを一時的に預け、プロにコーディネートを依頼することもできます。
その場合は、レンタル料金にくわえ搬入・搬出費用もかかるため、10万円から15万円ほどを想定しておきましょう。
空き家の状態で売り出すケース
室内になにもない空き家の状態でホームステージングをおこなう場合は、コーディネートするための家具などをすべてレンタルすることになります。
設置する家具などのグレードによって費用に幅が生じますが、15万円から30万円ほどが相場です。
バーチャル上で室内をコーディネートする「バーチャルホームステージング」では、実際に家具などをレンタルする必要がありません。
画像をCG加工して演出するため、実際に家具などを設置する方法よりも大幅にコストを抑えることが可能です。
費用はCG加工する内容にもよりますが、1万円から5万円ほどが相場です。
家具などの搬入や搬出といった手間がかからず、手軽に取り入れることができるため、住みながらのマンション売却でも取り入れやすいでしょう。
\お気軽にご相談ください!/
マンションは住みながらでも売却できますが、メリットだけでなくデメリットもあるため、コツを押さえて売却することが重要です。
またマンションの売却では、ホームステージングを取り入れることで、内見数のアップや早期売却だけでなく、高値での取引も期待できます。
バーチャルホームステージングなど、住みながらのマンション売却でも利用できるため、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか?
稲沢市の不動産売却なら「ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート」へ。
稲沢市のほかに清須市にも密着しており、買取も対応可能です。
お客様にご要望に寄り添った提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
部署:代表取締役
資格:宅地建物取引士・一級建物アドバイザー・不動産キャリアパーソン・空き家マイスター・住宅ローンアドバイザー
この仕事は『ありがとう』が溢れています。お取り扱いする商品が高価であるため、責任が重くプレッシャーが大きい仕事です。ただ、それ以上に、『良い物件を見つけてくれてありがとう!!』『早く売却してくれてありがとう!!』『困ってる不動産の問題が解決できてありがとう!!』など。お客様から本当にたくさんの『ありがとう』を頂きます。地域の不動産業者にしかできない仕事で街づくりに貢献していきたいです。
2024年リニューアル|親族間売買の注意点!!身内の間で不動産を売却したい!!そういったご相談を頂くことがあります。身内同士だからトラブルになりっこない。と多くの方が思われると思いますが...
2024-01-01
【稲沢市不動産売却】稲沢市平和町西光坊土地ご成約ありがとうございました!! 弊社が選ばれている理由|お客様の声 稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 1...
2022-09-18
【稲沢市不動産売却】稲沢市祖父江町山崎 中古住宅 ご契約誠にありがとうございます!!稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ155号稲沢です!本日は、稲沢市祖父江町山崎の中住宅の売買契約...
2022-09-25
【稲沢市不動産売却】台風後の物件確認稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ155号稲沢です!本日は、台風後の物件の確認をしました。かなりの大雨でいたので、雨漏れ等がないか入念にチェック...
2022-09-24
この記事のハイライト ●不動産売却でクーリングオフが可能なケースは売主が宅地建物取引業者の場合のみである●不動産売却でクーリングオフができる条件は事務所以外の場所で契約した、説明を受けてから8日以内、支...
2024-09-14
この記事のハイライト ●家がなかなか売れない場合はまず売り出し価格が適切かを調べる●駅近など利便性が高く状態が良い不動産はスムーズに売却しやすい●迷うことがあれば独自で判断せずに不動産会社の担当者に相談...
2024-08-17
この記事のハイライト ●お金がないときに家を売る方法として、仲介のほか買取や任意売却がある●家を売却する際には、仲介手数料や税金、その他の細かな諸費用がかかる●事前準備を怠らず、時間に余裕を持って計画を立て...
2024-08-13
この記事のハイライト ●築浅マンションを売却する主な理由は結婚・離婚・転勤などが挙げられる●売却時の注意点は新築と中古の違いを理解すること・オーバーローンや税金発生の有無を確認すること●高く売るためには...
2024-07-23
2024年リニューアル|あなたはどっち??相続した空き家は売る?貸す?稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート、代表の渡邉友浩です。空き家を相続したり、手に入れたりした場合、...
2024-06-04
この記事のハイライト ●稲沢市祖父江町は子育て世代から自然がある落ち着いた環境での暮らしをご希望のご年配まで幅広い世代に売却しやすい特徴がある●稲沢市祖父江町では地価が今後も下落傾向にあると予測されるた...
2023-12-19
【2023年】稲沢市空き家問題!間もなく施行!改正空家等対策特別措置法 固定資産税が6倍になる!?稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート、代表の渡邉...
2023-11-26
この記事のハイライト ●空き家を現状のまま売りたい場合、中古住宅と古屋付き土地の2種類の売却方法がある●解体費用はかかるが、更地にすることで売却しやすくなるメリットがある●空き家をリフォーム・リノベーシ...
2023-01-24
【2024年リニューアル】市街化調整区域とは? この記事の執筆者 このブログの担当者 渡邉 友浩 株式会社不動産トータルサポート代表取締役 岐阜県出身 南山大学法学部卒 業界...
2024-06-04
2024年リニューアル|ショック!自宅の一部が既存宅地でなかった事例(市街化調整区域)稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート、代表の渡邉友浩です。私がご担当させて頂く案件の...
2024-06-04
2024年リニューアル|市街化調整区域にある土地や住宅は売れるのか?稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート、代表の渡邉友浩です。いつもブログを読んでいただきありがとうござい...
2024-06-04
この記事のハイライト ●市街化調整区域とは市街化を抑制する区域であり、原則建物の新築は認められない●市街化調整区域にある不動産の売却で買取をおすすめする理由は買主にとってデメリットが多く敬遠されるため●...
2023-09-19