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【弥富市不動産売却】自宅敷地の一部を売却したい!




【弥富市不動産売却】自宅敷地の一部を売却したい!

ご自宅の敷地が広くて管理が大変とか、利用していない部分の固定資産税がもったいないとのご相談を頂くことがあります。また、古くなった離れを売却したいけど解体費用を捻出するのに土地を一部売りたいとのご相談もあります。最近、庭木をなくしたいので一部売却できるか?とご相談を頂いた方もいらっしゃいます。敷地が広いのは、一見うらやましく感じますが、実際にご所有されている方からすると管理が大変!とお考えの方もいらっしゃるようです。
今回は、敷地の一部を売却する際に気をつけて頂きたいことを投稿します。

どんな方が該当するか?


敷地の一部の売却を検討される場合に効果があるのは、ご自身が残したい部分の敷地面積+50坪以上の敷地をご所有の方だと思います。このエリアで住宅用地として需要が多いのは50坪~ですので、残した土地が20坪や30坪の場合ではこのエリアでは企画が成り立ちません。御自宅の敷地の一部の狭い面積を売却したい場合は隣接地に購入していただくこと以外なかなか難しいかと思います。また、市街化調整区域の場合は1区画の面積面積制限は160㎡(約48.4坪)以上となっていますので、ご自宅として残す敷地面積も売却する敷地面積も1区画につき160㎡以上でないと建築(再建築)できません。
従って、100坪以上の敷地をご所有の場合に一部売却が可能だと思います。



どうやって売却するか?


次に、売却したい部分を何区画に分筆するかを検討する必要があります。単純に1区画につき50坪あれば良いということではなく、それぞれの区画が売却可能な区画かどうかが大切です。それ以上に大切なことは、残す部分を将来、売却可能可能な敷地形状にすることです。先々、売却に困るような敷地を残してしまうことは新たな負不動産を生み出すこととなります。もしそうであれば、敷地の一部を売却することはおすすめしません。

売却する部分が決まるとチェックしておかなければいけないポイントがあります。
①給水、排水が売却する部分を経由していないか?
 ご自宅の敷地の一部売却をご提案する際によくあるケースです。給水管、排水管が売却部分を経由している場合は移設が必要になります。
②電気、電話、インターネットの引き込み線が売却する部分を経由していないか?
 これも①と同様によくあるケースです。空中越境がないように引き込み位置の変更が必要となります。
③離れや倉庫などが売却する部分に越境していないか?
 ご自宅はもちろん離れや倉庫の建物が越境する場合は分筆計画を変更するか、越境部分を撤去する必要があります。
以上の確認が終わりましたら、売却価格を決定し購入希望者の募集に入ります。
2区画以上の敷地を売却する場合は、宅地建物取引業法に抵触する可能性があります。一括で売却する必要があります。

実例


ご自宅の敷地売却をお手伝いさせて頂いた実例をご紹介します。
弥富市(市街化調整区域の既存宅地)に在住のAさんからのご相談内容
敷地面積 約1,000㎡(約300坪)



ご相談頂いたご事情 :7LDKの母屋におひとりでお住まい。離れは古く、長年使っていない。台風等が来るたびに屋根が飛ばないか心配だが解体費用を捻出する余裕がない。
自宅の南側には広い庭があるが植木の管理の負担が厳しくなり手入れができていない状態。お子さんたちは、独立し市外でそれぞれ家を所有している。
ご要望
①子供たちが帰省した時に駐車できるように駐車場スペースは4~5台は確保したい。
②離れを解体し売却した費用で支払いをしたい。
③庭はこの際なのでなくしたい。
④普段、建物東側のリビングで日中を過ごすのでリビングの日当たりは確保したい。
ステップ①
土地家屋調査士さんに仮測量を依頼。仮測量の際に、建物の位置を測量図に落とし込んでいただく。
ステップ②
母屋を建築した際の図面を基に給排水位置を確認。
市役所にて水道の引き込み位置を確認。
上記2点を基に現地でメータボックスの位置、排水升の位置を照合。
ステップ③
分筆計画図を作成
給排水が東側メインにあったこと。また、Aさんのご希望にあった東側のリビングに日当たりを確保する為敷地東側を母屋への通路としました。


残った敷地が将来売却できるように調整。
残す部分を約180坪、売却する部分を約120坪とした。残した部分は将来、A100坪、B80坪として売却できるよう各区画の間口、奥行きのバランスを決定。






ステップ④
一番高い金額にて回答のあった建売業者さんと売買契約。
ステップ⑤
確定測量実施。確定測量完了後売却する部分を分筆登記。
ステップ⑥
離れと庭を解体、伐採抜根して売却する部分を更地にする。
ステップ⑦
電気、電話の引き込み線が売却部分を経由していたので引き込み直し。
また、売却部分を経由していた排水経路を是正。
ステップ⑧
売却完了(引渡し)
 
Aさんからは、長年の悩みが解決したこと。残した敷地を旗竿地にしたことで課税評価が下がり思ってた以上に固定資産税が軽減したこと。売却した敷地に子育て世帯がご入居されたことで活気が出たこと等。大変喜んでいただけました。実は、敷地の一部を売却することについて、ご近所の目を考えられ最後まで悩んでいらっしゃたAさんですが、売却して良かったとおっしゃっていただいております。その後、Aさんのご近所のお客様も同じようなお悩みを抱えてらっしゃるとのことでしたが、Aさんが一部を売却されるのを見られて、そのお客様も敷地の一部を売却されることとなりました。

まとめ


広い敷地を管理されるのは本当に大変かと思います。また、経済的なご負担も発生します。
敷地の全部を売却されるのではなく、一部を売却することで、お悩みが解決できる場合もあります。但し、敷地の一部売却は先々のことも考慮して行わなければいけません。
弥富市で不動産を売却される際は是非、ハウスドゥ弥富・佐屋にご相談ください。
弥富市は市街化調整区域が市全体の約77%を占める特殊なエリアです。

弥富市で不動産を売却を成功させるには地域に密着し市街化調整区域も得意な会社=ハウスドゥ弥富・佐屋(株)不動産トータルサポートにご相談頂くのが近道です!!

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渡邉友浩

部署:代表取締役

資格:宅地建物取引士・一級建物アドバイザー・不動産キャリアパーソン・空き家マイスター・住宅ローンアドバイザー

この仕事は『ありがとう』が溢れています。お取り扱いする商品が高価であるため、責任が重くプレッシャーが大きい仕事です。ただ、それ以上に、『良い物件を見つけてくれてありがとう!!』『早く売却してくれてありがとう!!』『困ってる不動産の問題が解決できてありがとう!!』など。お客様から本当にたくさんの『ありがとう』を頂きます。地域の不動産業者にしかできない仕事で街づくりに貢献していきたいです。

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