2023-04-20
スケルトン物件を売却する際に、リフォームしたほうが良いのかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そのまま売却すればリフォーム費用を節約できますが、買主が見つかりにくいなどのデメリットもあります。
今回は、スケルトン物件をそのまま売却するメリットとデメリットを解説します。
愛知県稲沢市でスケルトン物件の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
\お気軽にご相談ください!/
街中で、配管や柱が剥き出しになっているコンクリート打ちっぱなしの物件を見たことはありませんか。
このように、建物を支える骨組み部分だけが残された建物をスケルトン物件といいます。
ここからは、スケルトン物件をそのまま売却するメリットを解説します。
スケルトン物件をそのままの状態で売り出せば、リフォーム費用がかからないというメリットがあります。
スケルトン物件をリフォームするとなると、高額な費用がかかります。
マンションであれば300〜1,200万円、一戸建ては450〜2,500万円が相場です。
一戸建てはマンションよりも施工面積が広いため、費用が高くなる傾向にあります。
これらの費用を売り出し価格に上乗せして売却できれば良いのですが、リフォームをしたからといって高く売れるとは限りません。
売り出し価格に上乗せしたことで割高感を与えてしまうと、売れ残ってしまい値下げが必要になる可能性もあります。
そのままの状態で売り出せば、リフォームが不要なため、費用を回収できずに損をする心配もありません。
スケルトン物件をリフォームする場合、工事を終えるまでに1〜3か月ほどの期間がかかります。
工事期間の目安が1〜3か月なので、業者選びや打ち合わせなども含めるとさらに多くの時間を要します。
リフォーム期間中は売却ができないため、早く売りたい方からするとデメリットに感じてしまうでしょう。
一方、スケルトン物件をそのまま売り出せば、リフォームをおこなうときと比べて早く売却活動を開始できます。
スケルトン物件をリフォームせずに売り出すと、買主側にもメリットがあります。
たとえば、スケルトン物件は配線や配管がむき出しになっているため、不具合や状態を確認しやすいです。
配線や配管の劣化がひどいようであれば、リフォーム時に交換や新設することが可能です。
そのほかにも、物件の間取りを変更しやすい、設備を自由に導入できるなどのメリットがあります。
現在は、中古物件を安くで購入して自分好みにリフォームしたい買主も増えています。
スケルトン物件の魅力をうまく伝えられれば、スムーズに売却できる可能性が高まるでしょう。
この記事も読まれています|不動産売却前に知っておきたい買取保証とは?メリットや条件を解説!
\お気軽にご相談ください!/
続いて、スケルトン物件をそのまま売却するデメリットを解説します。
スケルトン物件をそのまま売却する場合、買主が工事費用を負担することになります。
前述したように、リフォーム費用は300万円以上と高額です。
また費用だけでなく、業者選びやスケジュール調整などの手間もかかります。
このような手間や費用を買主が負担することになるため、中古物件と同じ相場で売り出してもなかなか売却できません。
スムーズに売却するには、相場よりも売却価格を下げる必要があります。
基本的には、リフォーム費用のぶんだけ値下げが必要だと考えておきましょう。
スケルトン物件を利用するには、内装や外壁、配管などの工事が必要です。
購入後すぐに利用できず、リフォームの手間や費用がかかるため、買主が見つかりにくいのがデメリットです。
スケルトン物件は内装や設備にこだわりたい方からすると魅力的ですが、一般的な買主からはあまり需要がありません。
売却するまでに時間がかかる可能性があることを念頭に入れ、売却計画を立てるようにしましょう。
この記事も読まれています|不動産売却前に知っておきたい買取保証とは?メリットや条件を解説!
\お気軽にご相談ください!/
「建物の躯体部分しかない物件をそのまま売却して大丈夫なのか」と不安になる方もいらっしゃるでしょう。
不動産売買において、建物の躯体だけを売却してはいけないなどの決まりはないため、そのまま売却しても問題はありません。
それでは、スケルトン物件はそのまま売却するのとリフォームするのとではどちらが良いのでしょうか。
メリットとデメリットを両方踏まえた上で考えると、リフォームせずにそのまま売り出したほうが良いといえます。
ここからは、スケルトン物件をそのまま売却した方が良い理由を解説します。
スケルトン物件をリフォームしたからといって、必ずしも高値で売却できるとは限りません。
内装を整えて新築のようにきれいになっても、売却時には中古物件として扱われます。
中古物件には相場があるため、相場よりも高いとなかなか売却できません。
たとえば、築20年の中古住宅を2,000万円で購入して、1,000万円でリフォームしたとしましょう。
リフォームできれいになっても、法律上は築20年の住宅として扱われるため、3,000万円以上で売れることはほぼないでしょう。
リフォーム費用を上回るほど高値で売却できる可能性は低く、全額回収ができなければ損をしてしまいます。
リフォームをすればその分売却価格も高くなりますが、工事費用に見合うだけの費用対効果は見込めません。
とくにスケルトン物件はリフォーム費用も高額になりやすいため、そのまま売り出すことをおすすめします。
先述したように、スケルトン物件は一般的な買主からはあまり需要がありません。
しかし、自分でリフォームして細部にまでこだわりたい方には人気のある物件です。
スケルトン物件と似たようなものに居抜き物件がありますが、居抜き物件は以前の所有者が施した内装や設備が残っています。
そのため、内装や間取りを大幅に変更するとなると高額な費用がかかってしまいます。
一方でスケルトン物件は、建物の骨組み部分だけになっているため、買主が自由に設備や間取りを決めることが可能です。
このような理由から、強いこだわりを持った店舗経営者に人気があり、スケルトン物件を好んで購入する方もいます。
そのような方をターゲットに売り出せば、思ったよりもスムーズに売却できるかもしれません。
仲介で売り出してもなかなか買主が見つからない場合は、買取も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
買取とは、不動産会社が直接物件を買い取ることです。
不動産会社は不動産を買い取ったあと、一般的にはリフォームやリノベーションをして再販売します。
リフォームを前提としているため、スケルトン物件でも買い取る可能性が高いです。
また、仲介のように買主を探す必要がないため、条件が合えばすぐに現金化できるなどのメリットもあります。
とにかく急いで売却したい方や仲介での売却が難しい場合は、買取も視野に入れることをおすすめします。
この記事も読まれています|不動産売却前に知っておきたい買取保証とは?メリットや条件を解説!
スケルトン物件は、内装や設備にこだわりたい方に人気の物件です。
リフォームをすると赤字になる可能性があるため、そのままの状態で売却することをおすすめします。
なかなか買主が見つからない場合は、不動産会社による買取を検討すると良いでしょう。
稲沢市の不動産売却なら「ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート」へ。
稲沢市のほかに清須市にも密着しており、買取も対応可能です。
お客様のご要望に寄り添った提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
【ハウスドゥ155号稲沢(株)不動産トータルサポートの不動産売却得意エリア】
部署:代表取締役
資格:宅地建物取引士・一級建物アドバイザー・不動産キャリアパーソン・空き家マイスター・住宅ローンアドバイザー
この仕事は『ありがとう』が溢れています。お取り扱いする商品が高価であるため、責任が重くプレッシャーが大きい仕事です。ただ、それ以上に、『良い物件を見つけてくれてありがとう!!』『早く売却してくれてありがとう!!』『困ってる不動産の問題が解決できてありがとう!!』など。お客様から本当にたくさんの『ありがとう』を頂きます。地域の不動産業者にしかできない仕事で街づくりに貢献していきたいです。
2024年リニューアル|親族間売買の注意点!!身内の間で不動産を売却したい!!そういったご相談を頂くことがあります。身内同士だからトラブルになりっこない。と多くの方が思われると思いますが...
2024-01-01
【稲沢市不動産売却】稲沢市平和町西光坊土地ご成約ありがとうございました!! 弊社が選ばれている理由|お客様の声 稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 1...
2022-09-18
【稲沢市不動産売却】稲沢市祖父江町山崎 中古住宅 ご契約誠にありがとうございます!!稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ155号稲沢です!本日は、稲沢市祖父江町山崎の中住宅の売買契約...
2022-09-25
【稲沢市不動産売却】台風後の物件確認稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ155号稲沢です!本日は、台風後の物件の確認をしました。かなりの大雨でいたので、雨漏れ等がないか入念にチェック...
2022-09-24
この記事のハイライト ●家がなかなか売れない場合はまず売り出し価格が適切かを調べる●駅近など利便性が高く状態が良い不動産はスムーズに売却しやすい●迷うことがあれば独自で判断せずに不動産会社の担当者に相談...
2024-08-17
この記事のハイライト ●お金がないときに家を売る方法として、仲介のほか買取や任意売却がある●家を売却する際には、仲介手数料や税金、その他の細かな諸費用がかかる●事前準備を怠らず、時間に余裕を持って計画を立て...
2024-08-13
この記事のハイライト ●築浅マンションを売却する主な理由は結婚・離婚・転勤などが挙げられる●売却時の注意点は新築と中古の違いを理解すること・オーバーローンや税金発生の有無を確認すること●高く売るためには...
2024-07-23
【2024年リニューアル】稲沢市不動産売却|あと2日で既存宅!?惜しいけど新宅なんです・・・稲沢市の不動産売買専門会社ハウスドゥ155号稲沢(株)不動産トータルサポート代表の渡邉です。市街化調整区域で既存宅地なのか?新宅...
2024-07-19
2024年リニューアル|あなたはどっち??相続した空き家は売る?貸す?稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート、代表の渡邉友浩です。空き家を相続したり、手に入れたりした場合、...
2024-06-04
この記事のハイライト ●稲沢市祖父江町は子育て世代から自然がある落ち着いた環境での暮らしをご希望のご年配まで幅広い世代に売却しやすい特徴がある●稲沢市祖父江町では地価が今後も下落傾向にあると予測されるた...
2023-12-19
【2023年】稲沢市空き家問題!間もなく施行!改正空家等対策特別措置法 固定資産税が6倍になる!?稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート、代表の渡邉...
2023-11-26
この記事のハイライト ●空き家を現状のまま売りたい場合、中古住宅と古屋付き土地の2種類の売却方法がある●解体費用はかかるが、更地にすることで売却しやすくなるメリットがある●空き家をリフォーム・リノベーシ...
2023-01-24
【2024年リニューアル】市街化調整区域とは? この記事の執筆者 このブログの担当者 渡邉 友浩 株式会社不動産トータルサポート代表取締役 岐阜県出身 南山大学法学部卒 業界...
2024-06-04
2024年リニューアル|ショック!自宅の一部が既存宅地でなかった事例(市街化調整区域)稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート、代表の渡邉友浩です。私がご担当させて頂く案件の...
2024-06-04
2024年リニューアル|市街化調整区域にある土地や住宅は売れるのか?稲沢市、清須市の不動産売買専門店 ハウスドゥ 155号稲沢(株)不動産トータルサポート、代表の渡邉友浩です。いつもブログを読んでいただきありがとうござい...
2024-06-04
この記事のハイライト ●市街化調整区域とは市街化を抑制する区域であり、原則建物の新築は認められない●市街化調整区域にある不動産の売却で買取をおすすめする理由は買主にとってデメリットが多く敬遠されるため●...
2023-09-19